山田太郎参議院議員とメタバースの規制動向について
意見交換を実施させていただきました
2022年11月4日、山田太郎事務所にてメタバースに係る外国の規制動向について報告書を共有し、意見交換を実施いたしました。
諸外国でメタバース内での表現が規制されかねない動きが強まる中、日本が自由な表現の場を守っていくことの重要性をお伝えさせていただきました。
出席者
山田太郎先生(参議院議員,自由民主党)
小山紘一秘書(政策担当秘書)
國武悠人理事長(NPO法人バーチャルライツ理事長)
概要をまとめた提言書を手交いたしました
国際メタバース協議会事例報告書(韓国)概要
協議会構成
座長:NPO法人バーチャルライツ、担当:國武悠人
(日本、英:Virtual Rights Specified Nonprofit Corporation. 韓:가상 라이츠)
委員:VR문화 권익 위원회 、担当:송민우
(韓国、日:VR文化権益委員会、英:VR Culture & Rights Committee)
規制世論について
韓国では既に「児童・青少年の性保護に関する法律(通称:アチョン法)」が存在し、青少年に見えるキャラクターの性描写があるマンガ・アニメ(準児童ポルノ)の頒布・所持等が禁止されており、そのような観点から一部メディアからはメタバースの性的コンテンツに関する懸念が表明されている。
政府動向について
女性家族省の事務次官はメタバースが10代に対する性犯罪の温床になることに関して懸念を表明し、2021年9月から関係省庁・専門家などと懇談会を開催し、保護方針の議論を進めている。なお、懇談会開催に当たっては「関係省庁と議論し関連制度を補完するなど、実効性の高い政策を推進する」と表明している。また、韓国最高検察庁は、「メタバース性被害の実演画像」をホームページに掲載している。
メタバース規制法案について
「性暴力犯罪の処罰などに関する特例法改正法案」及び「情報通信網利用促進および情報保護などに関する法律改正法案」が韓国国会で審議されており、メタバースの一般的な表現、合意の上での表現までもが規制されてしまう可能性が存在も示唆されいる。
説明資料(一部公開用修正)
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